2012年1月27日金曜日

まずは食生活を見直すといいですよ

「ここ最近、便秘が酷くて薬を飲まないと出ない」と母。
このワタクシにそんな話をするなんて喧嘩を売っているとしか思えません(苦笑)
「便秘薬なんて、とってると量がどんどん増えて行って悪循環。第一、また薬疹が出たらどうするつもり?(母は薬疹が出やすい体質なんです)」と、とりあえずジャブを入れたところ、シレーっとした口調で「漢方だから大丈夫よ♪」と・・・。
でも、よくよく話を聞いてみると、お友達が「これ、よく効くわよ〜」と自分用に処方された漢方薬をプレゼント(!)してくれたものを飲んでいるというではありませんか・・・!
ソンナノ、アリエナ〜イ!!!!

漢方薬を飲みたいというのなら、きちんとした漢方医にかかることをお勧めします。
そもそも漢方薬というのは専門家である漢方医が色々な角度から診断をして、その人個人に合ったものを処方するからこそ効果が出るものであって、決して「便秘だから誰が飲んでもOK!」というものではナイはずなんですよ(ちゃんとした知識のある漢方医に処方された漢方薬以外を飲むのは怖いですよ。昔は漢方薬は副作用がない、と言われていましたが、今は漢方薬でも副作用はある、といわれているのは、きちんとした知識のない医者が風邪には××という知識だけで安易に漢方薬を処方しはじめたからだと私は思っていたりもしますからね〜)。
=ある人には薬となるものも、体質が異なる人にとっては害となるというのは十分に考えられることです。
・・・てなことを電話口でガミガミと言いました。

母の便秘については食生活の話を詳しく聞いた結果、圧倒的に油分が不足していたため、毎日上質な油をとって暫く様子を見て、それでも駄目でどうしても薬を飲みたいというのなら、きちんとした漢方医にかかって漢方薬を処方してもらう、ということで話がつきました。
今回の件についてはホメオパシーを勧める気にもならなかったんですよね(=食生活の改善だけで十分だと思ったわけです)

結果。
薬を飲まずとも、きちんと毎日出るものが出るようになったとのことです。

余談ですが油について。
上質な油を選択するのは勿論ですが、いくら上質な油でも酸化しちゃったら体にとっては毒となりますので、その点について十分に注意してもらっています(要は開封後1〜2ヶ月以内にとりきるように、という話です)。
ちなみに母には「美味しいというのではないけれど」と言って亜麻仁油を勧めたのですが、どう脳内変換したのか、買ってきたのはアボガド油だったそうで・・・(^^; 頭の一文字しか合っていないよ〜(>_<; 
アボガド油はとても美味しいそうです。
美味しくない油を「健康のため!」と呪文を唱えつつとるよりは、美味しく食べた方がいいのかもしれませんね〜。

さて最近の母の新たな悩みは「油をとるようになったら便秘は解消したんだけど、体重も増えてきた」ということだそうです。
悩みは尽きませんねぇ・・・(^^;