2015年9月23日水曜日

正しい呼吸は正しい姿勢から

この夏、久々に酷い喘息に苦しんでいました。
誘因は多分、屋上とベランダのメインテナンスで発生したと思われる有機溶剤だと思うのですが(何しろ普段の喘息の時はバッチリのレメディーが全然駄目で、ホルムアルデヒドのレメディーをとると少し反応が出ましたから・・・)、根本原因は自分に対して根本レメディーをとってなかったというのが一番の敗因だと反省しています。
調子悪いときはレメディー真面目にとるけど、調子よくなるとついついサボってしまうんですよね。
本当は、調子がいいときこそ、根本に対してレメディーをとって健康の底上げをするのが肝心なんだ(これをやらないと、結局、些細な出来事をきっかけにまた急性の症状が戻ってきてしまいがちだ)ということを身をもって体験しちゃったわけです。

ただ。
ワルイコトだけではなかったんですよね。
酷い喘息に苦しんだ結果、イイコトもありました。

一番の収穫はタイトルの『正しい呼吸は正しい姿勢から』という事を体感できたことです。
正しい呼吸法を知っていても、正しい姿勢で行わないと全然、意味がないんですよ。
なぜならば、正しい姿勢でないと息がキチンと体には行ってこられないからんです。
姿勢のいい人には当たり前の話ではありますが、姿勢が悪いニンゲンには目から鱗でした。
正しい姿勢で正しく呼吸をすると喘息発作がおこっているときでも結構、楽になる事が出来ますので超お勧めです。
お腹をたたんで背筋を伸ばして、まずはゆっくり体の中の全ての息を吐き出して下さい。
これで体に息を吸い込む準備が出来ました(まずは息をシッカリ吐き出さないと体に息は入って来られません)。
次に鼻から息を吸い、少しの間呼吸を止めて、それからゆっくりと(息を吸い込んだ倍の時間をかけて)口から息を吐き出します。
これの繰り返し。
これは、胸式呼吸ではなく腹式呼吸となります。
文字で書くと結構、単純な事柄ですが、酷い喘息発作で 背中丸めてゼーゼーやってるときにはこれをやるのは正直、一苦労どころの話ではありませんでした。
でも意識して背中を伸ばして正しい姿勢をキープして、息をしっかり吐いて、吸って、止めて、吐く。
これを繰り返していると自然に咳が減ったり痰が出やすくなったりしたんです。

騙されたと思ってレッツ・トライ♪

ただし。
正しい呼吸をするには、正しい姿勢をとることが一番重要です。
私の場合、腹式呼吸を意識しながらも普段のいい加減な姿勢でただ息を吐いて吸って止めて、ってやっていてもあまり意味はなかったです(というか全然、腹式呼吸にはなってなかったです)。

姿勢が悪い人にとって、正しい姿勢をキープするのは結構大変な事なんです。
私は正しい姿勢を作るために苦手な運動もやるようになりました。
背中が丸まっている人にはバランスポールを使った運動が手軽でお勧めですが、バランスポールも使い方を誤ると体を壊すこともあるようですので出来れば最初は専門家に使い方のレクチャーを受けることをお勧めします。

症状の改善はホメオパシーだけでなく、バランスの取れた食生活や適度な運動、環境なども大切なんだということを今回、身をもって体験したという話でもあります。