2013年8月7日水曜日

メロンの季節

メロンの季節ですね〜♪
私は果物の中ではメロンと梨が大好きなのです。
メロンはホルモン剤が沢山使われているから良くないんだよ〜、等と友人に忠告をされたこともあるのですが、そんなに沢山食べるわけじゃないし、自分で積極的に買って食べるわけでもないので、食べるチャンスがあれば喜んで食べています(笑)
たまにメロンを1個とか2個、貰ったりするのですが、食べ頃の判断が難しいんですよね。
早いと固いし、待ちすぎると傷む寸前になっちゃうし。
個人的には堅いメロンよりも熟れきったメロンの方が好きなので、待ちます。
待ちますが、待ちすぎると熟れすぎるんですよね。
ご存じの方はご存じだと思いますが、熟れすぎのメロンは苦くなるのです。
まだホメオパシーの学校に通っている時に、熟すのを待ちすぎたメロンを食べた事があるのですが、これが未だに我が家で語り継がれる話になっています(この話、過去にも何度も話しているので耳たこの方もいらっしゃるかもしれません)。
熟れすぎたメロンは種と綿の部分がちょこっと苦かったのですが、果肉は柔らかくて甘くて美味しかったので、そのまま気にせず皮のギリギリまでしっかりと食べちゃいました。
でもメロンを食べて暫くすると、なーんか気持ちが悪くなってきたんですよね。
・・・メロン?? と思って一緒に食べた彼に「気持ち悪くない?」って聞いたら「全然!」と言われ(同じものを同じタイミングで食べても症状が出る人もいれば無症状の人もいるといういい見本ですね)、でも私はなんだか気持ち悪いんですよ。
ただトイレに行くほどではないんです。というかトイレに行っても何も出せないのです。
しかたないからベッドで横になって様子を見たのですが、延々と気持ち悪い感覚は続いたまま消える気配もなく・・・。
「うー、気持ち悪いー」と言いながらゴロゴロしていても埒があかないので、そのうちにようやく「そうだ、レメディーをとってみよう」と思うに至りました。
手元にあるのは基本キット。
本を見ながら「・・・これか?」と思うレメディーをとったところ、数十秒後に猛烈な吐き気が襲ってきたんですよね。
慌ててトイレに駆け込んで吐き続けて出すもの出したらスッキリしました。
よく私がクライアントさんに言う症状は原因があっての結果でしかないので、症状に対してケアしようとしても原因がケアされなければ意味がない。原因を見つけて取り去れば自ずと症状も消えてなくなる・・・というのを実践したわけです(この場合の原因はやっぱり傷みかけたメロンでしょうねぇ)。
その時にとったレメディーはArs.(アーセニカム)でした。

翌日、懲りずに冷蔵庫に残っていたメロンを食べ切った私は(だって彼は同じメロン食べても全然平気だったんですもの。メロンはまだ残っているし、昨日は少しだけど苦い種とか綿の部分を口にしたのがいけなかったのかもしれないから、今日は苦い部分は食べないようにして果肉は美味しくいただいたわけなのですが)暫くしてから昨日と全く同じ症状に悩まされることになりました(苦くない果肉も私の体には毒だと判断した模様です)。
なんだか非常に気持ちが悪い・・・、という症状です(吐き気までには行かない程度の、でも相当に気になる気持ち悪さって想像以上に鬱陶しいですよ〜)。
2日目の私はそれでも若干の気持ちの余裕もあり、Ars.以外のレメディーを試してみることにしました。
Ars.が作用することは昨日の時点でわかっているけど、それがArs.だったから作用したのか、ホメオパシーのレメディーだということだけで作用したのかも気になる所でしたし、それより何より実は本によると果物で悪化する症状にはArs.よりもChin.(チャイナ)の方が良さそうだったのです。
ということで迷わずChin.を選択した私ですが、レメディーを口に放り込んで溶け去って暫くしても気持ち悪さの度合いには全く変化が感じられませんでした。
肩すかしを喰った気がしましたが仕方ない。
暫くしても全く症状に変化を認めることが出来なかったため「ぢゃー、昨日のArs.をもう一度試すか・・・」と非常に軽い気持ちでArs. 30Cを1粒、口の中に放り込んだ次の瞬間、胃が逆さにひっくり返されたような衝撃と共に胃の中に入っていた中身が猛烈な勢いで飛び出してきたのです(噴出! という単語がピッタリだったのですよー)。
その時はまだベッドにいたので焦ったこと焦ったこと・・・。

結論としてはホメオパシーのレメディーでも症状にマッチしていないものは沢山とったところで全くの無反応だし、急性症状の場合にはたった1粒の基本キットの30Cのレメディーでも猛烈な好転反応が起こることもあるし、その後、劇的に症状が消え去る事もあり得るということも身をもって体験した出来事でもありました。
気持ち悪いという症状の時にレメディーとる場合、トイレに入ってからレメディーを試すことを お勧めしたいという位の好転反応でしたが、後にも先にもあれほど強烈な反応にであったことはないんですよね。

そんなArs.ですが、私自身の持つ色々な症状ともマッチしていたためにメロンで悪化した症状にもあれほどの反応を見せたのであって、普通の人が果物をとって悪化した場合、Ars.よりもChin.に反応する確率の方が高いのではないのかな〜・・・、とも思っています(でなければ本に果物に対して悪化、なんて書かれている筈もないしねぇ)。


丸ごと1個のメロンをいただく度に彼に「メロンが苦くなる前に早く食べよう。あなたは苦くても食べて具合悪くするんだから・・・」と言われるのですが、心密かに「例えメロンにあたったとしても私にはレメディーがあるから大丈夫!」と思っている今日この頃です(でもレメディーをとるのは絶対、トイレに入ってからにしますともさー)。